ライフレビュー・アートセラピー(LRAT)について

目次

―回想法とアートセラピーで人生を振り返る―

ライフレビュー・アートセラピー(LRAT)について

ライフレビュー・アートセラピー(LRAT)とは

認知症のある方にとって、言葉だけを使って過去のことを思い出し、語ることは、時に難しい場合があります。

そこでライフレビュー・アートセラピーでは、「言葉で語る」ことに加えて、「つくる」「描く」「見る」といったアートの力を使って人生を振り返ります。

絵を描いたり、色を選んだり、写真や思い出の品を眺めたりしながら、その人の人生にまつわる記憶や感情を自由に表現していきます。

アートに取り組むことは、言葉ではなかなか思い出せなかったことや、うまく言葉にできなかった気持ちを、別のかたちで表現するきっかけになることがあります。

長坂剛夫の絵_夕日の中の三輪車をこぐ幼児
『三角形まで行ってくる!』|長坂剛夫|2026年|水彩・クレパス on 水彩用紙|25 × 17.2 cm

「話す」ことと「つくる」こと。

その両方を組み合わせることで、人生のさまざまな記憶や思いに触れながら、自分自身の人生を振り返っていきます。

ライフレビュー・アートセラピーでは、過去の記憶だけを見るのではありません。

これまで歩んできた人生を振り返りながら、過去と現在、そしてこれからの自分とのつながりを感じられる「今」を見つけていく。

そして、「自分は自分の人生を生きてきた」と、その人生を自分なりに受け止めていくプロセスを、アートと対話を通して支えていきたいと考えています。

シニアの方々が歩んできた人生は、誰一人として同じものはなく、まさに「ONE(唯一無二の人生)」です。

その人生の糸を紡いで生まれた一枚の織物と、その人だけの輝きを大切にする、ハートフル(HeARTful)な場所。

「織音(Ori-NE)」のスタジオで、皆さまをお待ちしております。

目次